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【ビルメンの働き方】大手系列系を徹底分析!独立系・自社系との違いも解説。

【ビルメンの働き方】大手系列系を徹底分析!独立系・自社系との違いも解説。
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こんにちは、小売からビルメンに転職したイサカです。

突然ですが、あなたは今の職場に悩んでいませんか?

「ビルメンはとにかく大手系列系に行けば大丈夫!」
「大手系列系は最終目標だ!」
こんな風に考えている人には特に読んで欲しい記事です。

この記事では、
大手系列系、独立系、自社系の各ビルメンについてメリットデメリットや特徴を改めて解説していき、「本当に大手系列系は良いのか?」という疑問に答えていくので、ぜひ参考にしてみてください!

01.そもそも大手系列系とは?

まず初めに大手系列系について簡単に説明していきます。
ご存知の方も多いとは思いますが、大手系列系とは名の知れた大企業の子会社で、かつ設備管理の業務をメインに行っている会社のことを言います。
「○○ファシリティーズ」などの名前が多いので、社名を見るとピンと来ることも多いでしょう。

親会社にあたるのが名の知れた大企業なので、子会社でもネームバリューがあることが特徴です。
ですから大手系列系に勤めているビルメンは自分の働いている会社名を初対面の人に言う時に説明しやすいかもしれません。
「あ~あの会社の子会社にお勤めなんですね!」と分かってもらえやすいかも。

それでは次に大手系列系の「給料面」に関してはどうでしょうか?
まず、大手系列系の給料はビルメン業界の中では高水準になります。
具体的に言うと日本の平均年収である400万前後を超えることも多く、薄給と言われるビルメンテナンス業界の中でもそれなりの年収が狙えることが特徴です。

さらに年間休日にスポットをあてて見ますと、独立系などの他のビルメンに比べると休みは多い印象です。
大手系列系の親会社は年間休日の多い大企業がメインですから、そこの子会社であるビルメン会社も似たような年間休日数になるのでしょう。
「しっかり休みも取れるビルメンになりたい!」という方にアドバイスをすると、とりあえず「年間休日120日以上」の会社を目安に狙っていくと良いかと思います。
ぼくもどちらかと言うと休みが多い会社を希望していたので、求人を見る時は120日をラインとして探していました。

このように待遇に関しては比較的良いのが大手系列系ビルメンの特徴です。
反面、仕事量は多くて忙しい傾向にあると言われていて、やはり高給には理由があるというのがリアルなところです。

02.独立系とは?

次に説明していくのは「独立系」のビルメン会社についてです。

独立系ビルメン会社は大手系列系のようにどこかの大企業の子会社ではなく、文字通り独立して一つの会社として設備管理の業務を他社から請け負っている会社のことです。
設備だけでなく清掃や警備業務を一緒にやっているところもありますね。

独立系では、例えば入札等を通して官公庁の案件を獲得したり、営業部隊が営業をかけて現場ごとに契約を交わして仕事を請け負ったりして、一つ一つの現場を取っていくのです。

大手系列系ならば親会社やグループ会社の物件管理を請け負うことも多々あり、仕事が回ってくる仕組みがありますが、独立系となるとそうはいきません。
なのでダンピングというか価格競争に巻き込まれることも多く、ギリギリのところで請け負っている会社も珍しくありません。

それでは、独立系の「給料面」についてはどうでしょうか?

もちろん会社ごとに給料は違うというのは前提としてありますが、全体的な傾向で見ると独立系の給料は若干低めになるという特徴があります。
ただし、資格の有無や会社でのポジションによっても全然違ってくると思うので、あくまでも参考にする程度で良いかと。
「給料にもこだわりたい!」という希望がある方は、独立系は止めておいた方が無難かもしれません。

また、気になる「年間休日」についてですが、独立系はやはり少なめな傾向にあるように思います。僕自身、たくさんのビルメン求人を穴が開くほど眺めてきましたが、年間休日が多いのは大手系列系の会社というのは間違いない事実です。
なので、もし独立系に行ってみようと思うのなら、「最低限これだけの年間休日は譲れない」というラインを予め決めておいてから求人を見ていくことをおすすめします。

最後に仕事量に関して。これはもうピンキリになりますが、例えば書類仕事に関して言うと、大手系列系よりは少ない傾向になることは間違いないかと思います。
なので、

  • 書類仕事が得意だ、好きだ→大手系列系を目指す
  • 書類仕事よりも現場仕事がやりたい→独立系を目指す

という選び方もアリかもしれません。

03.あまり知られていない自社系とは?

大手系列系、独立系と来て次に紹介するのは「自社系」です。
自社系というのは少し特殊で、厳密にはビルメンテナンス会社ではありません。
ビルメンテナンス会社ではなく、一般的な企業の「総務部施設課」みたいなところに所属して勤務する働き方を言います。

あまり求人も見かけないかと思いますが、コツコツ見ていると発見することもあるので地道に探すことが大事です。

自社系の給料面については、正直、穴場だと思います。
何故ならビルメンテナンス業界の水準には関係なく、その企業の給与水準が適用されるからです。例えばどこかの会社で総務部だけ給料が極端に少ないなんてことは考えにくいですよね?(営業のインセンティブなどは除く)
給料の高い業界の給料の高めな会社の自社ビルメンになれば、一般的なビルメンより高めの給料を目指すことも可能になります。

自社系ビルメンの年間休日については、会社ごとに異なりますが、例えば宿直勤務が無くて日勤だけで働くというのも多いかもしれません。
あるいは宿直勤務は他のビルメンテナンス会社にお願いして、自社系ビルメンは管理側に回るなども考えられます。

仕事量については聞くところによると普段はそれほど忙しくなくゆっくり勤務できるが、急なトラブルがあった場合のみ一気に忙しくなるみたいな話は聞いたことがあります。

このように待遇面で魅力的な自社ビルメンですが、求められる水準も高く、経験や資格が無いとなかなか受からない場合も多いイメージがあります。

04.大手系列系の良さとは?(系列以外にも大手はあるのか?)

それでは大手系列系の話題に戻って、良いところなどにクローズアップして見ていきます。
大手系列系のメリットを挙げてみますと、

  • ネームバリュー・待遇が良くて世間一般のサラリーマン的な働き方を目指せる
  • 資格が重視されて頑張って取得したらちゃんと評価してくれるところも多いのでモチベーションが保ちやすい
  • 大手企業の子会社なので比較的安定していて人生設計が立てやすい

などがあります。
こういったところに魅力を感じる人は大手系列系が向いているかもしれません。

反対にデメリットとしては、出世がしにくい面があるというのがあります。
これは何故かというと、大手系列系は親会社の方から降りてくる人たちが居るので、その人たちが上に立ち、生え抜きの人はなかなか出世が厳しいという現実もあるからです。
また、良くも悪くも子会社なので、親会社の意向に左右され時には振り回されることもあるでしょう。
それにプラスして系列系は独立系と違ってマネジメント業務などもやるようになってきます。

コミュニケーション能力や折衝能力、事務処理能力など必要とされるスキルも多いので、人によっては忙しい割にはそれほど給料もらえないなあ・・・と感じるかもしれませんね。
ここらへんはデメリットと言えそうです。

ちなみに独立系にも規模の大きないわゆる「大手」と言われる会社は存在するのでしょうか?
こちらに関しては、全国的にCMをしている「太平ビルサービス」や「日本管財」など規模の大きな会社は独立系の中でも大手と言って良いのではないでしょうか。
独立系ビルメンテナンス会社は中小規模の会社が多いですが、このように大手レベルの会社もあります。

05.独立系・自社系の良さとは?

次に紹介するのは独立系・自社系のビルメンのメリットです。

独立系の場合

まずは独立系について。

独立系の会社は良くも悪くも自由で緩い雰囲気のところが多いと言われています。
例えば防災センターに待機していて暇な時間があればお茶を飲みながら新聞を読むなど、系列系ほどカッチリしていない印象です。(最近はあまりそういう緩い現場は聞きませんが・・・)

また、独立系は系列系に比べて初心者からでも採用されやすいというメリットもあります。
初心者にも門戸が広いので、「まずはどこかでビルメンの経験を積みたい」という人も独立系がおすすめ!
さらに言うと、初心者や経験の浅い方は、基礎的な業務経験を色々と積むことができる職場に行けたら最高ですね。(現場仕事を一から経験できるのもメリット)

もちろん独立系にもデメリットはあります。
例えば以下のようなこと。

  • 薄給になりがちなリスク
  • 現場が解散してしまうリスク
  • 零細企業の独立系に行くならコンプライアンスや安全管理がちゃんとしているか心配

独立系はそもそも薄給のところが多いですし、入札で獲得した現場が他社に取られてしまったら解散のリスクなどもあります。
また、独立系と言うと零細企業くらいの規模のところも多く、そういったところはコンプライアンスや安全管理が十分機能しているか心配に思うかもしれません。

このように独立系一つを見てもメリットデメリットがあるので、自分に合っているのかよくよく考えてから選ぶことが大切です。

自社系の場合

自社系はサラリーマンの一部署というイメージです。
一般的にイメージするビルメンとは勝手が違う場合もあり、「ビルメンがやりたかったのにイメージと違う」ということにならないように注意が必要。
そして、自社系に行くと独立系や系列系の経験も活かせるので、ステップアップ転職として最終的に自社系を狙ってみるのも面白いかもしれません。

また、自社系の場合はビルメンテナンス専門会社というわけではないので、あまり資格の有無にこだわらない場合もあります。
ですから「資格はあまり取りたくないけど、実務や折衝業務をバリバリやっていきたい」と考えている人には向いている仕事かもしれません。

待遇に関してはピンからキリまでありますが、もし「当たり」を引くことができたら、ビルメンテナンス業務ではトップクラスを狙えるかも。
ビルメンテナンス業界の枠を飛び越えて高待遇を狙えるのが自社系の魅力です。

仕事内容について自社系は他の一般的なビルメンと違って社内の密なコミュニケーションなどもありそうです。機械だけ相手にしていたら良いとか、特定の少人数の人たちとだけ関わるみたいな働き方は自社系では厳しそうです。

06.まとめ 大手系列系でやっぱり働きたい?

以上が大手系列系、独立系、自社系の説明になります。
いかがでしょうか?
「やっぱり大手系列系で働きたい!!」と思いましたか?
ここまで解説したように大手系列系にもデメリットはありますし、独立系自社系にもメリットはあります。
ビルメン業界では「大手系列系こそ正義」みたいな風潮があるかもしれませんが、必ずしもそうとは限らないと思った方もいるはずです。
大切なことは、

  • 自分がどういうビルメンになっていきたいのか?
  • 自分が働く上で重視することは何なのか?

ということをしっかり考えて、メリットデメリットを比較した上で選ぶことでしょう。
いろんな現場で働いてきたけど独立系が一番肌に合っている!という方も当然いますし、自社系こそ最高と言う人もいます。
僕が個人的におすすめするのは、系列系でも独立系でも行きたいところに行けるように普段からコツコツビルメンとしてレベルアップして備えておくこと。
資格を取ったり、実務経験を積んだりして、大手系列系でも自社系でもいつでも転職できそうだという自信を持つところまで行けたらビルメンとして生きる道が多少は楽になるはずです。
それではここまで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたのビルメンテナンス活動の参考になれれば幸いです。

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Written by書いた人

イサカ

【職歴】小売業界→ビルメン業界(系列系正社員ビルメン→系列系派遣ビルメン)
【取得資格】第二種電気工事士・危険物乙4・ボイラー技士2級・第三種冷凍機械責任者・消防設備士乙4
【一言メッセージ】ビルメンテナンス業界のリアルを伝えます!!
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