【現場の節約術】貯金を継続するためのコツとあわせて解説
設備管理や工事に従事している方の中で「節約や貯金をして生活を楽にしたい」「節約や貯金でたまったお金を趣味に使いたい」といった方はいませんか?
本記事では、設備管理や工事に従事する方へ向けて節約術を5つ、貯金術を3つご紹介します。継続するための3つのコツとあわせてご覧ください。
01.設備管理や工事に従事する方向けの5つの節約術
まず始めに、設備管理や工事に従事する方向けの節約術をご紹介します。具体的な節約術としては、次の5つです。
- 仕事中の昼食は弁当を持参する
- 代休や宿直明け時の出費を抑える
- 食事は自炊して外食を控える
- 電話料金を見直す
- 家計簿やアプリでお金の流れを見直す
節約術として重要なポイントは、収入を増やすのではなく支出を減らすことです。ここでは、それぞれの節約術について詳しく解説します。
節約術①仕事中の昼食は弁当を持参する
まず1つ目のポイントが「昼食時に弁当を持参すること」です。現場職で従事していると、昼食をコンビニの弁当や外食で済ませやすくなります。
結果として、毎月の昼食費に結構な額を要します。そのため、昼食費は自前で弁当を持参すると節約が可能です。
晩ごはんの残りや朝に作るなど工夫して持参しましょう。
ただし、毎日弁当を作る必要はありません。毎日作れるのであれば問題ありませんが、一人暮らしの方であれば弁当を毎日作るのは大きな負担です。
昼食を弁当に切り替えるといった意識よりは、コンビニや外食の回数を減らして少しでも多く節約するといった意識で実践するとよいでしょう。
そのため、月に数回の外食やコンビニ弁当で贅沢するというのは問題ありません。
節約術②代休や宿直明け時の出費を抑える
設備管理業では、24時間の管理体制や建物の管理などを目的として宿直勤務(泊り)があります。その後は代休となりますが、泊り明けといった流れから気分が開放的になりがちです。
そういった際に、普段はあまり行わない散財などをしてしまい大きな額の出費をするといった場合があります。これらを抑えることで節約が可能です。
ポイントとしては、金額の上限を決めて楽しむことです。無理をしすぎてストレスがたまるのは良くないため、上限を決めて休日の開放感を楽しみましょう。
節約術③食事は自炊して外食を控える
こちらは1つ目の弁当持参と似ていますが、食事は自炊して外食を控えるというのも節約するために大切です。
ただし、外食をしてはいけないといったわけではありません。月に5回外食しているのであれば、それらを2~3回に抑えるといった節約です。
無理な目標を設定すると達成できません。まずは比較的簡単な目標から設定し、徐々に回数を減らしてください。
外食は一度で数千円単位を消費しますから、上手くコントロールすることで月の出費をかなり抑えられるでしょう。
節約術④電話料金を見直す
毎月の固定費を節約するために、電話料金のプランを見直しましょう。
よくある固定費の節約に電気代やガス代、水道代の節約がありますが、これらによって生活を不便にした結果ストレスがたまるのであれば本末転倒です。
それよりは、プランを変更することで安くできる電話料金の見直しをおすすめします。生活を苦しめないお得なプランに切り替えることで毎月の固定費を簡単に節約可能です。
一度、電話料金について見直しをご検討ください。
節約術⑤家計簿やアプリでお金の流れを見直す
節約に共通して言えるポイントが「支出の流れを把握すること」です。毎月、どれくらいの支出があるか把握することで、どこにポイントをあてて節約すればよいのかが分かります。
支出の流れを管理するためにおすすめなのが家計簿や家計簿アプリです。
今では「毎日家計簿」や「マネーフォワードME」といった無料の家計簿アプリが多く登場しています。
家計簿は直接的な節約に繋がりませんが、どこの部分を節約できるかといった面が分かるため、毎月の支出に無駄をなくしたい方にはおすすめです。
02.設備管理や工事に従事する方向けの貯金術
節約とは別に毎月の貯金額を増やすための方法についてご紹介します。設備管理や工事に従事する方向けの貯金術が次の通りです。
- 年収(給料)を上げる
- 副業して副収入を得る
- 毎月の支出を減らす
ここからは、それぞれの貯金術について詳しく解説します。
貯金術①年収(給料)を上げる
今よりも年収を上げることで毎月の貯金額を増やせます。これは、年収を上げることで自動的に貯金できる額が増えるためです。
今年収を上げる具体的な方法としては、次の3つがあります。
- 資格を取得する
- キャリアアップを目指す
- 転職する
それぞれについて詳しくみていきましょう。
年収を上げる方法①資格を取得する
設備管理や工事に関係する資格を新規取得することで年収はアップします。これは、会社によって資格手当が支給され、毎月の給料がアップするためです。
具体的な例としては、電気工事士や電験の資格、施工管理技士などの資格が挙げられます。このほかにも消防設備士やボイラー技士、危険物取扱者など設備管理・工事に関係する資格は多いです。
資格手当は、業務量に関係なく年収をアップできるため、設備管理や工事業に従事する方で年収を上げたい方は、新規資格の取得を目指しましょう。
年収を上げる方法②キャリアアップを目指す
会社で経験を積んでキャリアアップすることでも年収は増やせます。経験を積んだり役職に就いたりすることで基本時給の上昇を狙えるためです。
これは、会社でキャリアを積んで実績を残す必要があります。そのため、今すぐに年収を上げられるといったわけではありません。
長期的にみて年収をアップさせたい方、技術者としての価値を高めつつ年収アップを目指したいといった方は、会社内でのキャリアアップも目指してみましょう。
年収を上げる方法③転職する
今の会社で年収を上げるのが厳しいと感じている場合は、待遇の良い会社や福利厚生が整っている会社に転職するのも1つの方法です。
待遇の良い会社や福利厚生が整っている会社であれば、今まで感じていたストレスを解消できる可能性があります。結果として、ストレスによる散財の防止が狙えます。
また、技術系の資格を取得し経験を積んだ方が転職する場合は年収アップを狙うのも可能です。求人や面接で自分の希望を伝えながら転職を進めましょう。
貯金術①副業して副収入を得る
現代であれば、副業して収入源を増やし、副収入を得ることで貯金額を増加させるといったことも可能です。
設備管理や工事業に従事している方であれば、その専門性からクラウドソーシングで案件を獲得できる可能性があります。
Webライターや動画編集など今現在における副業は多くあるため、自分に適したものを見つけて月数万円の副収入を目指してみましょう。
貯金術②毎月の支出を減らす
貯金するためには毎月の支出を減らすといったことも重要です。これは、収入を増やすのではなく支出を減らすことで、収入の増減に関係なく貯金できます。
具体的には、食費や生活費などの中から無駄なものを無くしましょう。あまり楽しみではない誘いは断る、外食しすぎないといったことを意識するだけでも支出は減らせます。
また、節約術でご紹介したアプリや家計簿もおすすめです。いきなり大きく支出を減らすのではなく、徐々に減らして毎月の貯金額を増やしてください。
03.節約や貯金を継続するための3つのコツ
ここまでで、節約術や貯金術についてそれぞれの方法を解説しました。ただ、いくら実践したとしても継続できなければ意味がありません。
節約術や貯金術を継続するためのコツとしては、次の3つあります。
- いきなり全てを始めない
- 目標や目的を決める
- 節約や貯金を楽しむ
それぞれの情報について詳しくみていきましょう。
コツ①いきなり全てを始めない
節約や貯金を継続するための1つ目のコツが「いきなり全てを始めないこと」です。具体的には、これまで紹介してきた内容のどれか1つ選んで始めることをおすすめします。
これは、いきなり全てを実践した場合、今までの生活と環境が大きく変わるためです。結果、ストレスや面倒さを感じて長続きしないといったケースが考えられます。
そのため、節約や貯金は長期的にみて続けることが大切です。どれか1つを選んで継続した後、新しいことを実践して続ける、これらを繰り返して徐々に生活に馴染ませましょう。
コツ②目標や目的を決める
続けて2つ目のコツが「目標や目的を決めること」です。これは、節約や貯金以外にも共通して言えることですが、何のために実践するのかを明確にしなければ継続できません。
- 将来に向けて資金を貯めておきたい
- 趣味に使うお金を増やしたい
- 生活で消費するお金を減らして美味しい食事に使いたい
目的や目標としては、上記のような形で大丈夫です。加えて「いつまでにどのくらい」といった具体的な数字を出しておくと更によいと言えるでしょう。
何のために節約や貯金を実践するのか目的や目標を明確にして、自分に合った方法で始めてください。
コツ③節約や貯金を楽しむ
最後のコツが「節約や貯金を楽しむこと」です。
目標や目的を明確にし、節約や貯金術を1つずつ実践したとしても、そこに大きなストレスを感じて生活がつらくなるのであれば意味がありません。
生活を楽にするために始めた節約・貯金でつらくなるのは本末転倒です。何事も楽しみながら継続しましょう。
仮に本記事でご紹介した節約術や貯金術の中から数個しか実践できなかったとしても何も問題ありません。1つ2つ継続するだけでも生活は少し楽になるためです。
使命感に陥らず、今できる節約や貯金を楽しみながら実践してください。
まとめ:自分に適した方法で節約や貯金を始めよう
本記事では、設備管理や工事業に従事する方向けの節約術や貯金術について継続するためのコツとあわせてご紹介しました。
節約や貯金を成功させるために共通しているのは、支出の流れを把握することです。収入を増やす・支出を減らす、これらが節約や貯金では重要なポイントと言えます。
また、継続するためにはいきなり全てを始めないことも大切です。いきなり生活を大きく変えるのではなく、長期的に見て少しずつ節約や貯金を生活に取り入れてください。
節約や貯金を楽しみつつ、自分に適した方法で実践しましょう。