施工管理技士試験の合格する勉強方法!【第一次検定編】
今回は施工管理技術検定の第一次検定の効果的な学習方法を分析します!
こちらを読んで、「合格できる学習」をぜひ実践してみてください。
01.施工管理技士試験とは
合格するための第一歩は試験傾向を知ることです。国家試験である施工管理技術検定は土木・管工事・電気通信工事、電気工事・建築などの科目で実施されます。
どの科目についても第一次検定(四肢択一のマークシート方式)と第二次検定(主に記述式)に分かれています。第一次検定に合格すると技士補に、両方に合格すると晴れて施工管理技士になります。
第一次検定の合格率は例年ほぼ横ばいですが、定員などないため合格基準の正答率60%以上を得点できたとすれば全員合格も可能な試験なのです。
そのため努力が反映されやすい試験といえるでしょう。
02.必勝ポイントは効率学習
例えば、土木施工管理技士試験であれば、大きく分けて「土木一般」「専門土木」「法規」「関連分野」「施工管理法」の5分野です。
どの分野も学習範囲は広いので、単純な暗記で合格を目指すことはなかなか難しいです。
知識の習得には地道な演習が必要なのは施工管理技士試験だけではありませんが、出題の可能性に関係無く闇雲に学習するのは時間がいくらあっても合格レベルに到達するのは難しいでしょう。
施工管理技士試験は過去に出題した問題が再度出題されることがよく見受けられますので、試験傾向を見つけたり出題率を見極めるなど効率重視の学習をおすすめします。
ポイントさえ外さなければ決して合格できない試験ではないのです。
03.短期間で合格できる学習を目指そう
1級施工管理技士試験の学習方法として、一般的には第一次検定の対策の時に第二次検定も意識しながら行うことで相乗的な学習効果があるといわれることも少なくありません。
しかし、第一次試験の四肢択一と第二次試験の記述では問題形式自体が異なり、同様の試験対策で短期的な学習効果を得るのは難しいと思います。
また、施工管理技士試験の範囲は広く全範囲を網羅しようとすると試験までに内容をほとんど消化できないまま試験に臨むことになりかねません。当然ですが、第一次検定に合格できなければ第二次検定を受験することさえできません。
第一次検定の合格率は横ばいを保っていますが、出題内容は年々難化しているので、試験間際一夜漬けなどで合格する試験ではないと認識した方が良いでしょう。
第一次検定の合格基準は先ほどお伝えしたように正解率60%でほぼ一定です。受験者の目標は、あくまで「資格取得」ですので、満点合格でなくても、合格点に達すれば良いのです。
そして、施工管理技士試験に挑む受験者は社会人がほとんどなので、勉強に使える時間には限度があるでしょう。
どうしたら短期間に合格レベルまで持っていける学習ができるのか?それが多くの受験を考える方々の悩みではないでしょうか。次の章では、その悩みを解決する秘策を伝授します!
04.『施工管理法』が肝
どの施工管理技士試験にも第一次検定の出題区分に配点が最も高い『施工管理法』という分野があります。優先順位を付けずに学習を始めると、多くの受験者は実務経験で馴染みのある専門分野に注力する傾向があると思います。
しかし、1級土木施工管理技術検定を例にすると、土木専門分野については34問中、10問しか解答できないため、この範囲を集中的にすべて学習することは受験対策上、効率的ではないのです。
本来、施工管理技士試験は、工事現場を指揮する最高指導者としての資質を問う試験です。そのため、施工を管理する方法を問われる『施工管理法』の配点が高いことは当然のことでしょう。
つまり、受験する側からすると短期間で合格を勝ち取るためには、まず施工管理法に注力すべきなのです。
そして、次に重要な分野を挙げるとすれば『法規』です。
法規は法律の専門家だけしか関係ないと考えている受験者も多いが、法律を遵守しつつ管理を行うため一定の知識は現場でも必要なので重要度が高いのです。
また、他の分野と比較すると、出題範囲を絞ることができることができるため、受験対策としての優先順位は必然的に上がります。
例えば1級土木施工管理技士試験であれば、施工管理法と法規が満点であった場合、合格基準の60%の39点となり、極論的なことをいえばこの2分野で合格することも可能となるのです。(表参照)
05.試験対策もTIME IS MONEY!
施工管理法が重要といっても、施工管理法だけでも範囲が広いので網羅的に理解しようとすることは、合格することだけを考えると間違いなく非効率的です。
どの分野においても、出題傾向があります。そして短期間の学習で確実に合格するためには学習範囲を絞る必要があります。
しかし、受験者が自分で試験を分析して傾向をつかむのは難しいものです。
その場合、受験対策講座を活用する意味があるのです。例えば、CIC日本建設情報センターの講座では専門講師が試験傾向なども含めて講義を行なっています。時間をかけて長期的に努力すれば独学でも合格は可能ですが、時間も大きな費用なのです。せっかく捻出した学習時間を効果的に利用するために、短期合格を実現する為にプロが組み立てた講座を受講することも考えてみてはどうでしょうか。
06.独学では受からない試験?
もちろん独学で合格する方もいます。ただ独学では一人で勉強を継続する意志の強さが必要だったり、受験対策に時間や手間がかかるなど、なかなか険しい道であるのは間違いないと思います。
CIC日本建設情報センターでは講座を受講する方だけでなく独学で施工管理技士試験に合格しようという方も応援しています!
そのために長年の受験対策ノウハウを惜しみなく詰め込んだ書籍の一般販売を開始しました。
要点をぎゅっと絞ったテキストと、効率的に学習できる分野別の過去問題集で、独学者でも最短ルートでの合格を目指すことができます。
CICの独学者向け試験対策書籍は全国の書店や公式HPでも販売しています。
まとめ
施工管理技士資格に合格するためには、効果的な学習が肝心です。試験傾向をしっかり抑えることで、忙しくても短期間で効率的な学習をして合格することができます。