WORK

チームワークがおもしろい!現場に憧れて異業種から消防設備業界へ(株式会社WAVE1)

チームワークがおもしろい!現場に憧れて異業種から消防設備業界へ(株式会社WAVE1)
SHARE

お仕事に誇りをもって、かっこよく現場で働く方にお話を聞く、新連載「現場にセマル~!」。記念すべき第一回目は株式会社WAVE1社員の瀬倉様です。株式会社WAVE1は消防設備士のお仕事マッチングアプリサービスとして話題の「ビルメ」をはじめ消防点検業務を行う会社。今回インタビューにご協力いただいた瀬倉さんは異業種から未経験での転職で入社間もないですが、消防設備士に熱い想いを持っていらっしゃいます!早速お話を聞いてみましょう。

きっかけはザブングル加藤さん!

Q1.消防設備士を目指したきっかけは?

直接のきっかっけはYahooの記事でザブングル加藤さんの「家計を支える国家資格とは」といった記事をたまたま見つけたことです。その時は「こんな資格もあるんだな」「未経験から家計を支えるくらいに稼げるようになるなんて本当かな」くらいの印象だったのですが、僕も何か現状を変えるような副業がしたい、何か新しいことがしたいと思っていたのでもっと詳しく知りたくなり、そこで紹介されていた吉村社長の本を読んでみました。
本に書かれていた業界の紹介が魅力的でしたし、会社の成り立ちについても読んでみて「こんなおもしろい会社があるんだな!」と思ったのが最初のきっかけでした。

手に職をつける仕事がしたい

Q2.もともとはどんなお仕事をしていましたか?

非正規の図書館司書の仕事をしていました。そこでは毎日同じところに座って、同じ日々の繰り返しという感じで、よく言えば安定感はあったかも知れないですけど、ふと振り返った時にこのまま同じところに閉じこもっていて良いのかなという漠然とした違和感がずっとありました。それでまずは何かスキルが身に付く副業を探そうかなと考えていました。
副業探しでは、資格をとって自信をもって働けるような仕事を条件に考えていましたので、そういう意味でも消防設備士は自分にとってぴったりでした。消防設備士乙種6類(以下、乙6)は受験資格がなくても誰でも受験できるので、それを取得することでちょっとだけ自信がつくと思いますし、未経験であっても周りから真剣さをわかってもらえるんじゃないかなと思いました。

まずはスクールに通ってみた

Q3.ビルメスクールを利用したきっかけは何だったんですか?

吉村社長の本を読んでから自分も消防設備の仕事をまずは副業としてやってみたいと思い立ち、消防設備士乙6の資格はとったのですが、そこからどうしたら良いのかわからなかったんですね。何かとっかかりがあって、現場の人と話したりできたらいいなと思っていたんですけど。そんな時にちょうどビルメスクール開講のお知らせを見つけたんです。
乙6を取った時に吉村社長の本にも出てきた設備点検系の仕事マッチングサービスの「ビルメ」に登録だけはしていたんですけど、いきなり見ず知らずの人ばかりのところに何も知らない状態で飛び込むのは抵抗がありました。でも、ビルメスクールで行われてるような講座という形で現場に入るのでしたら、変な話お金を払って受けるので招かれざる客という事もないだろうと、背中を押されて飛び込みました。消防設備業界で仕事をはじめるきっかけを探していた自分にとっては良いチャンスでした。

現場研修で目覚めてしまった!

Q4.ビルメスクールは実際どんな感じでしたか?

最初は副業という形で経験を積んでから、いつか必要とされる人材になった時に、この業界に転職することもできるんじゃないかな、というくらいの気持ちでいました。
ですが、ビルメスクールの研修でとても感銘を受けてしまいました。これから初めて現場に出る人にとってどんなことが役立つかを考え抜いたカリキュラムで「業界のために、人を育てるんだ」という意気込みも伝わってきました。それでもうこの仕事を本職にしたいと思いました。
最初の座学講習がとても気持ちの入った講義で、会社の熱量というか真剣さだったり、お互いにとっていい出会いにしたいというような熱意を感じましたし、消火器について丁寧に教えていただいたことも現場に出る不安がなくなり自信を持って挑める気持ちになりました。
ビルメスクールには、これを知ってから現場に出ると良い、というような基本的なことが学べる現場研修というものもありました。何も分からないところ(現場)へ、いきなり乗り込んでいくというのは、誰でも怖いですし、やっぱり長年現場で働いている方と新人ではどうしてもギャップがあると思うんですけど、そういったリアルな現場に即したところまでフォローされた内容でした。
僕の場合は、それまで毎日、図書館で同じ景色の中に閉じこっもっているような感覚がありましたので、ビルメスクールの現場研修で消防設備士の日常に直接触れることができたというのは衝撃的で、そこで働く人たちがとても羨ましく感じたんです。
あまりにも感銘を受けたので、スクールの感想アンケートを送る際に「いつかWAVE1の一員として働きたいと思いました」と書かせていただきました。ちょっと気恥ずかしかったですけど、本当にそう思ったんです。
(ビルメスクールは座学はオンライン、現場研修は現地で行っています。)

念願の入社!

Q5.そして、念願のWAVE1へ入社されたのにはどんな物語があったんですか?

ビルメスクールを卒業してからは、まずビルメで副業として仕事をしてみました。スクールを卒業すると登録できる仕事量が増えるんです。
スキル1というものからスキル2になるんですけど、まずはじめは憧れのWAVE1で仕事をしようと思ったんです。雰囲気もすごく良くて働きやすそうでしたので。
初めての仕事が無事に終わってからWAVE1社員の方に「資格をもっと取って、いつかは消防設備士として本業で働きたい」と思わず話しました。後日、そこで一緒に仕事をしていただいた社員の方から入社のお誘いをしていただいたのですが、うれしかったと同時に少しまだスキル的には不安がありました。でも、今思ってみるとそれでも飛び込んでみてよかったです。
私の場合は、図書館を退社してからWAVE1へ入社するまで日にちが空いていたので、その間にアルバイトとして現場に見習いで同行するという期間がありました。入社してからのギャップなどは特になく、期待通りの毎日です。研修時に感銘を受けたときめきは変わらず、毎日ワクワクしながら仕事に取り組めています!

毎日が充実!輝く現場

Q6.毎日の業務内容はどんなものですか?

今のところ、僕が持っている資格が消防設備士乙種6類だけですので、厳密には消火器の点検が主になります。
それでも、現場について行くと勉強になることばかりで、無線のやりとりひとつ取ってみても、言い回しだったり、交信内容が現場でしかわからない貴重な情報源だと思っています。仕事の段取りについても、言葉で説明されるより、同行させてもらう方が勉強になりますので、実際に見て仕事を覚えることが今の自分にとって業務の一環かなと思っています。
チームは物件によって人数が変わるんですが、6人くらいで行くような大きい物件ですと、僕のような新人でも役に立てるんです。消火器の点検はショッピングモールのような大型施設ですと4.5枚分のリストがあるのでとても骨の折れる作業なんですね。錆びた消火器などは交換しなくてはいけませんから。皆で手分けして点検をするのですが、不備がある消火器を見つけた時は自分も役に立てたと結構うれしいです。
消防設備士は全部で特類含め全部で8種類ありますので、資格を取るほどできる業務は広がっていきます。でも、僕は消防設備点検資格者という講習を受ける予定ですので7種類(特類除く)の資格を取らなくても消火器以外の設備も全部の点検ができるようになります。
今まで自分のしたいことがわからなくてもやもやしていたのですが、自分のしたかったことはこれだったんだなと納得しています。

消防設備士はチームワークが楽しい

Q7.前の業界と比べて見ると消防設備業界はどうですか?

図書館の仕事は悪くはありませんでした。毎日特に変化はありませんでしたが、安定しているとも言えますし、新しいことに気を使わず月日が過ぎていくのに安心感がありました。
でも、その状況にあぐらをかいていて、段々と頭を使わなくなっている自分に対して何となく危機感があって、このまま外の世界を知らないでいていいのかなという気持ちが常にあったんです。
消防設備業界は、僕にとってはいい意味で緊張感があるんです。点検と言っても人の命を預かっていると言ってもいい仕事内容ですし、責任を果たすという充実感が毎日にメリハリを与えてくれているんです。そして、何より消防設備点検はチームワークが大事になりますから、現場で仕事をする中で、人を知り世間を知る出会いに溢れている仕事なのが自分にとってとても大きいです。

仕事は何をするかより誰とするかだ

Q8.今、何か目標はありますか?

僕はWAVE1で働くのが好きなので、会社に貢献したいです。他の会社ではなく、WAVE1に入社したいと思えたきっかけは、吉村社長の本にあった言葉で「仕事は何をするかより、誰とするかだ。」という考えに強く共感したことです。
こういう考えを持った社長が集めたメンバーですので、僕は一緒に働くみんなが大好きなんです。先輩たちのおかげで、色んな現場に行っても「WAVEの人だ」ということで僕たちに友好的な対応をしてもらえるので、自分が社員であることに誇りも感じています。今は、仕事をする毎日が楽しくて充実しています。

編集後記

WAVE1社員さんにお話を伺っていると、消防設備士の仕事や会社に誇りを持って取り組んでいることがよく分かりました。好きな環境で好きな仕事をしていらっしゃるのが羨ましくて、思わず一緒に働いでみたいなと思ってしまいました!

interviewee

株式会社WAVE1 社員 瀬倉さん

SHARE

GENBAroo(ゲンバルー)は「現場」で「頑張る」人たちを
応援するメディアです!

人々の生活を支えるヒーローのために現場で使えて役立つ情報をお届けします。